ザ・ラスト・ストロー

ファムケは室内を行ったり来たりしていた。ロイヤルはビデオ通話の画面に映る母の顔を、怒りに燃える目で睨みつけている。

「親権を求めて、こっちを訴えるっていうのか?」

「ええ。ファムケはあの子を望んでいない。最初から母親になるつもりなんてなかった。あなたたちは私がプレシャスに会うことも、話すことも禁じた。祖母としての権利があるのよ」

「祖母として、ね。忘れたのか。プリンスの遺言で、プレシャスの法定後見人に指名されたのは俺だ」

「でも無効よ。実母が生きている以上、後見なんて成立しない。私の弁護士が確認したわ。プレシャスの最初の出生証明書は、あの子が生まれた病院で登録されている。そこには母親と...

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