ブラスト・フロム・ザ・パスト

「プリシャス、ほら、行くぞ!」ロイヤルは階段に向かって怒鳴り、子どもの姿を探した。

「ちょっと待って!」甲高い声が返ってくる。

「遅れたらママに首を絞められるぞ」見上げたロイヤルは、喉元まで心臓がせり上がるような思いでうめいた。プリシャスは手すりをまたいで身を乗り出し、高らかな笑い声を立てながらレールの上をすべって降りてきたのだ。途中ずっと、ディズニーのプリンセス柄の下着がこれでもかと目に入る。ロイヤルは下の飾り柱にぶつかる前に彼女を受け止め、きゃあきゃあ騒ぐ体をそのまま宙へ振り上げた。「心臓発作を起こさせる気か」

プリシャスは彼の首にしがみつき、ぎゅうっと力いっぱい締める。「もう一回投...

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