第78章

記者の声は甲高く耳障りで、ひとつひとつの言葉が、狙い澄ましたみたいに私の急所へ叩き込まれてくる。

周囲ではフラッシュが狂ったように焚かれ、連射される銃火みたいな光が私を壇上のど真ん中へ追い詰めた。

――詐欺。

その単語が落ちた瞬間、さっきまで媚びた笑みを貼りつけていた連中の顔色が、ぱっと変わる。

疑い。値踏み。嫌悪。

無数の視線が針になって、肌に突き刺さった。

私が口を開くより先に、隣がふっと沈んだ。

藤原聡が一歩前へ出る。

高い背がそのまま壁になり、眩いフラッシュも、悪意の視線も、まとめて遮った。

冷え切った横顔。

普段は深海みたいな瞳が、今は刃物のように凶気を帯びてい...

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