第228章 高嶺の花が持ち主を得た

三十分後。

二人の警官が、まるで魂が抜かれたような顔で道観から出てきた。

彼らが車に乗り込もうとしたその時、孟星鸞が追いかけてきた。

「言い忘れていました。署に戻ったら私のために調書を作成しておいてください。孟の人を遺棄罪と名誉毀損罪で訴えます。証拠はまとめてあなたたちの上司に送りますから」

え、それだけ??!

二人はてっきり、孟星鸞が良心に目覚め、改めて取り調べに協力してくれるものだと思っていた。

しかし遺棄……。

孟の人が実の娘を遺棄した?

好奇心を胸に、パトカーは山を下っていった。

孟星鸞はしばらくその場に立ち尽くしていたが、振り返った瞬間、道観の入り口に立つ周聿白の...

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