第240章 遊びは艶めかしい

御影星奈の視線がスクリーンに落ちた。

謝部綾人から送られてきたのは夜景の写真で、場所は山の中腹あたりだろう。

そこからはJ市の大部分が見渡せた。

灯りがちらほらと瞬き、高層ビルが林立している。

その一つ一つの光点が、まるで満天の星空のようだ。

続いて、謝部綾人からまたメッセージが届いた。

【謝部綾人:何気なく撮ったんだけど、すごく綺麗だと思って、君にも見せたくなったんだ】

その行為は、まるで恋人同士のやり取りのようだった。

二人とも自分の感情に気づかないふりをし、艶めかしい雰囲気がずっと彼らの間に漂っていた。

御影星奈は返信した。

【すごく綺麗】

その返信をじっと見つめ...

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