第250章 元夫が高嶺の花の叔母に油を絞られた?!

「あなたたち、何してるのよっ?!」

三分前のこと。

御影伽耶はウェイターに捕まり、長々と謝罪の言葉を聞かされ、内心ひどく苛立っていた。

しかし、場の空気を読んで無下にもできない。

ようやく話がまとまったその瞬間、御影伽耶はふと違和感を覚えた。

何もかもが、あまりに胡散臭い。

点と点を繋げれば、これはまさに一つの陰謀だ!

そこまで思い至った御影伽耶は、もはや永瀬時を探すことなど頭になく、すぐさまドレスの裾をたくし上げると、踵を返して階上へと向かった。

ロビーにいた人々はその様子を見て、一様に軽蔑の表情を浮かべる。

御影伽耶は痛みを堪えながら小走りで2-206号室の前にたどり着...

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