第340章 死にたい?私が叶えてあげる

一声の鋭い叱咤と共に、一筋の金光が闇を切り裂き、最後には鋭利な刃となって優勢だった悪霊へと斬りかかった。

一方的にやられていた暴徒たちは、束の間の休息を得た。

物陰に隠れていた御影星奈は、危険な光を宿した瞳を細め、金光が現れた方向を睨みつける。

駆魔のお札。

来たのは陰陽師の一団か。

それなら、むしろ好都合だ。

女の瞳の奥で、挑戦的な光が揺らめいた。

御影星奈が飛び出そうとする寸前、羽鳥理が目を開けた。

しばし休息を取ったことで、ようやく少しだけ力が戻ってきたようだ。

「先輩、手加減……してください。人殺しは法律違反ですから」

御影星奈の弟弟子である羽鳥理は、誰よりも彼女...

ログインして続きを読む