第349章 彼女の独占欲は強い

誰もが御影星奈の答えを待っていた。

女はゆっくりとした仕草で口の中の果物を飲み込み、それからようやく目を上げて画面を見据えた。

「それはあなた自身の運命よ」

言外に、玉希ちゃんという女とは本当に関係ない、というニュアンスが滲む。

玉希ちゃんはほっと息をついた。

彼女がこれまでの人生で犯した最も非道なことといえば、夫に隠れて元カレと浮気し、三人の子供を産んで夫に托卵したことくらいだ。

人殺しなど、そんな度胸はない!

中年男性はたちまち気力を失い、うなだれた。

最初に繋がった時の様子とはまるで別人だ。

しかし、同時に安堵の息も漏らしていた。

自分の死が玉希ちゃんとは無関係で、...

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