第360章 御影様が現任に強引なキス?!

 服を脱げ?

 謝部綾人は一瞬、聞き間違えたのかと戸惑った。

 男が呆然と座り込んでいるのを見て、御影星奈は直接彼の上着に手をかけた。

 二人の距離は近い。

 分厚い生地を何枚も隔てているというのに、謝部綾人は女の掌と指先の熱を感じられるような気がした。

 白い耳の先が、たちまち緋色に染まる。

「星奈ちゃん……」

 心の動揺が激しく、彼の言葉は少しどもってしまう。

 御影星奈はすでに彼の上着を脱がせ、中に着ていた紺色のセーターをあらわにしていた。

 男の首筋は長く白く、喉仏が上下に数回動き、えもいわれぬ色気を放っている。

 彼は無理やり仰向けにさせられ、彼女を見上げていた...

ログインして続きを読む