第368章 現任の兄さんは恥ずかしがり屋の大男の子?

公にしたいか、だって?

それはもちろん、したいに決まっている。

だが、今すぐにはっきりとしたツーショット写真を投稿する気はまだなかった。

まだ解決していないことがいくつか残っているからだ。

謝部綾人は、御影星奈に少しでも辛い思いをさせたくなかった。

だから。

もう少しだけ、待つ。

謝部綾人は否定せず、曖昧にはぐらかした。

御影星奈は彼にスマホを返す。

男は受け取らず、かわりに驚いたように問いかけた。「星奈ちゃんはLINEしかチェックしないのか? アルバムとか、メールとか、全部見てもいいのに……」

「いい。あなたを信じてるから」

御影星奈は彼のそれ以上の言葉を遮った。

...

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