第447章 最善を尽くしました

救急処置室の外で、玉置優希は頭を抱え、力なく壁際にしゃがみ込んでいた。

スーツの上着は乱れ、襟元のボタンが二つ外れて、小麦色の胸元がちらりと覗いている。

その表情は苦悶に満ち、短い坊主頭を両手でかきむしろうとするが、髪が短すぎて虚しく空を切るだけだった。

足音が聞こえ、彼はようやく顔を上げた。

向かってくるのは謝部綾人、そしてもう一人は……午後にマスクをしていた女だろうか。

その美しい顔立ちに一瞬愕然としたが、すぐに壁に手をついて立ち上がり、険しい表情を浮かべた。

「あんたたち、何しに来た?」

御影星奈は冷ややかに彼を一瞥する。「蒲谷雅月は私の友達だから」

友達が見舞いに来る...

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