第512章 審判前夜

時を同じくして。

警察署の監視モニタールームの画面が突然途切れ、数人の警察官たちが顔を見合わせた。

「どうなっている?」

「分からん。どこかショートでもしたのか……確認してみる」

「システムは正常だ。だが、なぜ急に映らなくなった?」

「俺が様子を見てきます」

……

男性警察官が立ち上がったその瞬間、背後から伸びてきた手が彼を強引に席へ押し戻した。

「御影様が先ほど仰ったことを忘れたのか?」

「何が起きても中に入って邪魔をするな、と。待っていよう。御影様の能力を信じるんだ。あの方には考えがある」

……

*

取調室——。

御影星奈は、彼らに「より早い死に方」を教えると告...

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