第549章 彼らの最終目的

御影星奈の言わんとしていることを、彼らはすぐに理解した。

金城詩織があれほどの手間をかけて謝部明人を陥れようとしたのだから、必ず次の手があるはずだ。

謝部知苑は彼女の指示通り、金城詩織に電話をかけた。

スピーカーモードにする。

呼び出し音はゆったりとしたメロディーで、十数秒ほど経ってからようやく通話が繋がった。

「知苑さん? どうしました、何かありましたか?」

鈴を転がすような、優しく好感の持てる声だった。

もちろん、それは彼女が謝部明人に呪いをかけた張本人だと知らなければの話だが。

謝部知苑は表情を崩さず、御影星奈に視線をやった。

彼女は言った。

「あのね、詩織さんが陰...

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