第7章

「公開」ボタンの上で、私の指は丸四時間も彷徨っていた。

午前三時から七時まで、私はパソコンの前で凍りついたように座り、西海市の空が漆黒から白み始め、やがて朝焼けの雲に彩られるのをただ見つめていた。画面には釈明の投稿文が表示されたままで、そのタイトルが非難するようにこちらを睨みつけていた。「私が、あの時いじめられていた少女です。悟のために、真実を」

世界が目覚め、早起きの鳥のさえずりが窓から流れ込んでくるというのに、私は依然として決断できずに身動き一つ取れなかった。

「もう、これ以上先延ばしにはできない」。私は深く息を吸った。「悟のために、真実のために、罪のないすべての人たちのために...

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