第100章

張り詰めた空気が漂う中、手術室の外から騒がしい声が聞こえてきた。院長は仕方なく様子を見に急いで外へ出たが、扉を開けた途端、殺気立った集団と鉢合わせた。

「第一病院の内部で違法な医療行為が行われていると通報を受けてね。確認させてもらうよ」

院長の顔色は極限まで青ざめた。内部からの告発でもない限り、医管局の人間が動くはずがない。彼らは普段、わざわざ厄介事を起こすような連中ではないのだ。

それに、琳がこの病院で患者の手術をしていることなど、ごく一部の人間しか知らないはずだ。絶対に誰かが情報を漏らしたのだ。院長は怒りに任せて周囲を睨みつけたが、誰の仕業かは分からなかった。

すると、傍らに立っ...

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