第41章 私の弁護士を探して

「角石和平って、一度も敗訴したことがない帝都一の弁護士でしょ。琳があんな超一流の弁護士を呼べるわけないじゃない。誰を騙そうとしてるのよ」

「ただの私生児だし、橘家からもまともに相手にされてないのに、あんな大物弁護士を雇えるわけがないわ」

「どうせ適当に電話をかけて、私たちを脅そうとしてるだけでしょ。そんなことで、マスコットを壊した責任から逃れられるとでも思ってるの? 校長先生、これ、どうします?」

校長は鼻で笑い、嘲弄の目を琳に向けた。

「琳、角石弁護士といえばこの街で右に出る者のいない敏腕弁護士だ。そんな大物が、一介の高校生からの依頼を受けるとでも思っているのか? 電話の相手がどこ...

ログインして続きを読む