第56章

「本当だ、ルクでさえまだ問題に目を通しているところじゃないか。もういい、あのバカに期待するだけ無駄だ。どうせでたらめに書いてるだけだろう」

「生徒会の副会長のくせに、こんな大会で学校の恥を晒すなんて。帰ったら、その副会長の椅子ももうおしまいだな」

モニターの中の琳は、あっという間に解答用紙を埋め尽くし、ペンを置いた。開始からわずか三分足らず。その異常なスピードに、司会者すら開いた口が塞がらない。

「第一試験室、なんとすでに解答を終えた受験者がいます! このスピードには驚きを隠せません! ですが、具体的な結果は試験室内の全員が終了した後に一斉採点となりますので、会場の皆様、今しばらくお待...

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