第57章

琳は冷ややかな視線を上げ、淡々と言い放った。

「お気遣いなく。ご自分が問題を解けるかどうか、先に心配されたらどうです?」

青年教授は途端に顔を真っ赤にした。彼はC大国際学校の最年少数学教授であり、学生からは常に尊敬と崇拝の眼差しを向けられてきたのだ。どこの馬の骨とも知れないただの高校生に、ここまで傲慢な口を利かれるなど到底我慢ならなかった。

「ふん、大口を叩くのも今のうちだ。後で泣きっ面を見ることになるぞ」

すぐに第二回戦が始まった。このラウンドの六組はすべて同じ問題に挑む。司会者の声が響き終わるや否や、助手の手によって参加者たちへと問題用紙が配られた。

問題を受け取った青年教授は...

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