第83章

ステージ上の新羽菜がマイク越しに定番のヒット曲をもう一曲歌い上げると、会場の熱気は最高潮に達した。生徒たちの悲鳴のような歓声が波のように押し寄せる中、ついに創立記念祭はフィナーレを迎えた。

学校側が新羽菜のために用意した豪華なVIP控室。その中で、彼女は興奮した様子で琳の周りをくるくると回り続けていた。

「本当にあなたなの、血羽! まさか女子高生の体に転生するなんて、信じられないわ」

琳は固く閉ざされたドアをちらりと一瞥し、たしなめるように言った。

「声が大きい。この事を知っているのは、あんたと天狗だけなんだから」

「分かってる、分かってるけど、どうしても興奮しちゃって! ほら、も...

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