第15章 先輩と出会う

三浦央士の身から放たれる凄まじい圧が、肺を押し潰すようで息が詰まる。

彼は工藤花恋の細い手首を乱暴につかみ、骨が砕けるのではないかと思うほどの力で締め上げた。

「いい……実にいい」

歯を噛みしめ、ひとつひとつの言葉を歯の隙間から絞り出す。

「本当はな。お前が土下座して頭でも下げりゃ、慈悲であいつを見逃してやるつもりだった」

「だが今は違う。あいつには牢の底まで座ってもらう。告訴して終わりじゃない……お前の目の前で、あいつが中でどうやって玩具にされて壊れていくか、最後まで見せてやる」

「田中!」

三浦央士が吠えた。瞳の奥にあるのは、理性ではなく、むき出しの復讐心だ。

「起訴状を...

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