**输入:**第53章 情深不寿**输出:**第53章 情深ければ寿永からず

西園寺京夜はベッドに歩み寄り、ポケットから薬箱を取り出すと、無造作に布団の上へ放り投げた。

「薬が欲しいのか?」

彼の声は氷のように冷たく、一言一句にあからさまな嘲弄の色が滲んでいた。

「持ってきてやったぞ」

葉山立夏の視線は、彼の顔からゆっくりとその薬箱へと移った。純白のパッケージには、彼女には読めないドイツ語の文字列が印刷されている。

「ドイツで開発された最新の特効薬だ。あらゆる難病に効くらしい」

西園寺京夜の口元が、残忍な弧を描いた。

「飲めよ。これを飲んで、次はどんな芝居を打つつもりか教えてくれ。ハンガーストライキか? それともいっそ飛び降りて、お前の葉山蓮に死体を拾わ...

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