チャプター 36

テッサ視点

ジェットコースターを三つと、カーニバルの他のアトラクションをいくつか回った後、私たちは別の屋外バーに座って、絶品の揚げたて塩味フライドポテトを頬張っていた。

「サリーズ・バーでのダンス、アタシも参加するわ!」アリアナがきっぱりと言うと、男連中をチラリと見た。彼らは一斉にうめき声を上げ、その提案に呆れたように目を丸くした。

サリーズ・バーって何だろう? ふと疑問に思う……。

時間が経つにつれて、グループ全体に酔いが回ってきていた。私たちはどうでもいいことで笑い合い、普段の私ならありえないほどの自信が湧いてくるのを感じていた。これは間違いなく奇妙な感覚だった...

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