第18章

「団長、エントリー履歴が消えています!」

私は画面を凝視し、焦りで震える声を張り上げた。

「そんな馬鹿な」

団長も信じられないといった様子でパソコンを奪い取り、再検索をかけたが、確かにどこにもない。

「紗夜さん、本当にエントリーは完了していたのか?」

「間違いありません。スクリーンショットも撮ってあります」

私は慌てて証拠の画像を取り出した。

団長はそれを見て、困惑しきった表情を浮かべる。

「完了しているのに、なぜデータがないんだ?」

「原因を探っている場合じゃありません!」

私はスマートフォンを取り出し、再入力を始めた。

「締め切りまであと三十分しかない。すぐに情報を...

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