第221章

「青葉、行くわよ! お祖母様がいる病院へ!」

青葉は私の意図を理解しきれていないようだったが、それでも大人しくついてきた。

山崎さんと護衛の者も、すぐ後ろに続く。

車に乗り込んでから、青葉はようやく不思議そうに口を開いた。

「紗夜、どうして急におばあちゃんのお見舞いに行くことになったの? お兄ちゃんも呼んだほうがよくない? じゃないと、私だけじゃ紗夜を守りきれないかもしれないし」

「呼ばなくていいわ」

私は彼女を真っ直ぐに見つめた。

「マリの狙いは、お祖母様だと思うの」

「えっ!」

青葉は私の突拍子もない考えに驚愕した。

「どうしておばあちゃんが入院してる病院を知ってるの...

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