第226章

夜、家に帰ってから、私は立花青葉に舞踊団の首席として迎えられたことを立花謙一に話した。

謙一はそれを聞いて全面的に支持してくれた。

「いいと思う。他人のために花を持たせるくらいなら、自分の道を切り拓いたほうがいい」

「明日、俺が持っている青星舞踊団の株を全部お前に譲渡するよ」

私はぽかんとしてしまった。どうして急に株の話になるのだろう?

彼が本気を出すのではないかと焦り、慌てて断った。

「やめて、青星舞踊団の株なんて必要ないわ」

仮に本当に必要だとしても、こんな形でもらうつもりはない。

しかし、謙一の表情は真剣そのものだった。

「俺のすべてをお前に捧げたいと、ずっと前から思...

ログインして続きを読む