第40章

翌日、立花のおじい様から朝一番に連絡があり、祝賀会の手配が済んだと知らされた。

「明日の夜七時、立花グループ傘下の『琉金』だ。今回は立花グループと親しい客だけを招待したから人数は少ないが、その分賑やかになるだろう」

「ご両親も連れてきなさい」

私は二つ返事で承諾し、そのことを両親に伝えた。

すると父は話を聞くや否や、一枚のカードを私に渡してきた。

「本来なら私と母さんで祝ってやるつもりだったが、おじい様に先を越されてしまったな。なら、ドレスとジュエリー代は父さんが持とう。好きなものを選びなさい」

母が目を輝かせる。

「あなたたちが金も力も出してくれるなら、ドレス選びは私が付き合...

ログインして続きを読む