第108章

スクショの中の人――林田朔夜に、あまりにも似ていた。

いや、「似ている」なんて生ぬるい。

笑ったときの表情が、まるで林田朔夜そのものだった。

藤原承弦の呼吸が、浅く速くなる。

「……これ、どこの動画だ」

問いかけられた女子が、しどろもどろに答える。

「え、えっと……SNSに上がってたやつで……」

彼女はそのアカウントを藤原承弦に送った。

藤原承弦はすぐに周防補佐へ電話をかける。

「午後の会議、お前が仕切れ」

「それと、このアカウントの連絡先を突き止めろ。本人に繋げたい」

すでにSK会社のプロジェクトディレクターに昇進している周防補佐は、短く応じた。

「承知しました」

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