第24章

鈴木明哲は、まさか正体を暴かれるとは思っていなかった。

米崎梨央の背後に立つ人物を認め、反論しかけたその口が、ふっと止まる。

『お前……お前はココロ様の部下じゃなかったのか?』

光は鼻で笑い、まっすぐ米崎梨央の横へ歩み寄った。『そうだ。俺はココロ様――米崎さんの部下でもある』

『なに? つまり……あのトップクラスのハッカー、ココロ様が米崎梨央だって言うのか?』

株主の一人が目を見開き、言葉を失う。

鈴木朱音の胸がひゅっと縮んだ。間髪入れずに否定する。『そんなわけない! ココロ様は世界的なハッカーよ。米崎梨央みたいな人と関係あるはず――』

言い終える前に、米崎梨央がスマホを掲げた...

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