第118章 あなたが望むなら、あなたの席がある

森遥人は鈴木莉緒から送られてきたLINEの内容を見て、【?】とだけ返信した。

鈴木莉緒は眉を上げたが、それには返信しなかった。

昼、森遥人から電話がかかってきた。

「あれは何だ?」と森遥人が尋ねる。

「ちょっと訊いてみただけ」

「知らない」

「わかった」

鈴木莉緒が昼食に出かけようとしたその時、ふと新着メールの通知が目に入った。

彼女がそれをタップし、内容に目を通すと、みるみる表情が変わった。

何の前触れもなく、彼女は解雇を通知されたのだ。

「鈴木莉緒?」話しているのに何の返事もなかったため、森遥人は堪えきれずにもう一度彼女の名を呼んだ。

「今ちょっと用事があるから、後で...

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