第147章 男色を貪る

初めは女色に見向きもしない男ほど、一度火がつくと女を何度も死の淵に追いやったり、生き返らせたりするものだ。絶対に見くびってはいけない。

鈴木莉緒は、男の精力がこれほどまでに無尽蔵だとは知らなかった。彼は毎日、活力に満ち溢れている。

彼女とは違い、時には一日中ベッドで横になっていることもある。

浅野静香から何度か誘われたが、その都度、口実を見つけて断っていた。

まさか浅野静香に、森遥人に弄ばれてベッドから起き上がれない、などと言えるはずもない。

「あなたを誘い出すのは本当に大変なんだから」ようやく約束を取り付けた浅野静香は、文句を言った後、鈴木莉緒をじっと見つめた。「最近、顔色もいいし...

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