第149章 森遥人はすべて正常

莉緒はスーパーへ買い物に行き、遥人に電話をかけ、何が食べたいか尋ねた。

電話をかけても、誰も出ない。

莉緒は彼が会議中で出られないのだろうと軽く考えた。

そこで、何か特に食べたい料理はあるか、機嫌がいいからリクエストに応えて作ってあげるとメッセージを送った。

メッセージにも梨の礫だった。

莉緒は少し腑に落ちなかった。いくら忙しいとはいえ、彼女の電話に出るくらいの時間はあるはずだ。

野菜を選びながら、今度は沖田に電話をかけた。

沖田はすぐに出た。

「沖田、遥人は忙しいの?」

「何かご用件でしょうか?」

「彼に電話したんだけど出なくて。すごく忙しいのかと思って」

「ええ。ただ...

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