第356章 鈴木莉緒、俺はお前だけを認める

「沖田譲」が使い物になるかどうか——その答えを知る資格があるのは、「浅野静香」だけだ。

「鈴木莉緒」は自宅で二日間の休息をとってから店に顔を出した。彼女が姿を現すなり、フクは千切れんばかりに尻尾を振って、口元を緩ませて大喜びで出迎える。

「笹川久志」は意味深な視線で彼女を品定めするように見つめた。

「そんなに激しかったのか? 数日店に来られないほどとはな」

「景気はどう?」

「森遥人」のテクニックがいかに凄かったかなど、彼に話せるわけもない。

「お前が来なかった二日間、常連客たちがこぞって聞いてきたよ。もう店に来ないんじゃないかって心配してな」

笹川久志も認めざるを得なかった。鈴木莉緒...

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