第386章 弟弟だ

浅野静香が、どうしてもその「年下の彼」に会いたいと言って聞かない。

鈴木莉緒は仕方なく彼女の要望に応え、翌日さっそく城海斗を食事に呼び出した。

浅野静香はレストランの席に着くやいなや、入り口をじっと凝視している。

「来るって言ってるじゃない。そこまでする?」

鈴木莉緒は呆れ顔で言った。

浅野静香はどうしても確かめたかったのだ。一体どれほどのイケメンなのかを。

——来た。

ほどよい長さの髪、きりっとした太い眉に大きな瞳、すっと通った高い鼻筋。

骨格が整っており、顔の輪郭は立体的だ。いわゆる「ソース顔」の美男子である。

スタイルも抜群だ。上背があり、肩幅は広く腰は引き締まっている...

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