第90章 森遥人が彼女に男モデルを呼ぶ

静香に五度も笑われ、莉緒はソファにそのまま倒れ込み、目を閉じた。

「あんた、それ、みっともないわよ」静香の声には隠しきれない揶揄の色が浮かんでいる。「なんなら、男性モデルでも何人か呼んであげようか?」

莉緒は身を起こした。「いいわよ、呼んで」

静香は眉を上げる。「本気?」

「あなたがお金出すならね」

「出すわよ」静香は実に気前がいい。「私の親友が気持ちよくなれるなら、全財産はたいたっていいんだから」

莉緒は指をくいっと曲げた。「はいはい、早く」

静香も行動派で、すぐにマネージャーを呼びつけ、この店で一番スタイルが良くてハンサムな男性モデルを呼んでくるよう指示した。

マネージャー...

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