第150章

西田蓮のそばにいるという安心感のせいか、それとも食後の急激な眠気のせいか。気づけば、深夜になるまで泥のように眠りこけていた。

目を開けると、西田蓮の顔がすぐそこにあった。

今の私たちの体勢はといえば、私が彼に死に物狂いでしがみつき、西田蓮はベッドの隅に追いやられているという有様だ。

彼はぱっちりと目を開けてこちらを見ており、呆れたような表情を浮かべていた。

「やっとお目覚めか」

私は心臓が飛び出るほど驚き、慌てて身を起こした。幸い、お互いの服はそのままだ。

西田蓮も上体を起こし、頭痛をこらえるように額を押さえながら言った。

「どうしてお前、昨夜は俺のベッドで寝てたんだ? 帰らな...

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