第381章

それと同時に、陽菜の情緒はますます不安定になっていった。

彼女は頻繁に小村望のことを尋ねてくるようになり、時には夜中に隠れて泣いていることさえあった。

私は彼女を慰めようと試みたが、その心の波は一向に収まる気配がなかった。

ある晩、ふと気配を感じて目を覚ますと、入り口に小さな人影が立っていて、心臓が止まりそうになった。

明かりをつけると、やはり陽菜だった。

彼女は突然私の部屋に駆け込んできた。顔は涙でぐしゃぐしゃに濡れている。「おばさん、パパが連れて行かれちゃう夢を見たの。もう二度と会えないって……」

私は一瞬言葉を失ったが、すぐに彼女を抱き寄せた。「怖がらないで、陽菜。ただの夢...

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