第458章

連絡を待つ時間は、永遠のように長く感じられた。

 だが、愛美がもたらした手がかりは、まさに棚からぼた餅と言うべき予期せぬ収穫だった。まさか美香から糸口が見つかるとは、思ってもみなかったからだ。

 私たちはこれまで、美香はこの件に無関係──少なくとも組織の主要メンバーではないと考えていた。しかし、私たちが推測した通り、彼女の狙いが階上の海産物店にあるのだとすれば、事態は俄然、鮮明になってくる……。

 蓮も私の考えに同意し、さらに分析を加えた。

「それに、あの海産物店の立地も不可解だよな。普通、わざわざ二階に店を構えたりしない。看板だってあんなに目立たないのに」

「普通なら一階を選ぶわ...

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