第466章

  そのあと数言ほど口にしたところで、望はわざと声を落とした。少し離れたところにいる美玲に、聞かれたくないとでも言いたげに。

  とはいえ、まだたいして距離も離れていない。美玲には、さっきからの会話なんて全部丸聞こえに決まっている。けれど彼女はもう口を挟んでこない。その様子を横目で確認しながら、私は無理やり頭を働かせた。

  ここに残って、一緒にご飯を食べていく……。正直、それ自体はそこまで大事な予定をつぶすわけじゃない。歩美と喫茶店に行く件なら、後ろにずらしてもいい。

  そもそも、あれは私たちが立てた予定でどうするか決める権利も私たちにある。

  でもここで私たちが残って食事をす...

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