第479章

そういえば数日前、奈菜にオーダーメイドを頼んでいたことを思い出した。近々、蓮と一緒に彼のご両親へ挨拶に行く予定なので、何か気の利いた贈り物をしたいと考えたからだ。

「もう仕上がったの? 早い!」

私は驚きのあまり目を丸くした。

その時になってようやく気がついたが、今日の奈菜はいつもと雰囲気が違っていた。普段の彼女は、自身の魅力を引き立てるような個性的なオリジナルデザインの服をよく着ている。

しかし今日は、どこかかっちりとした白いセットアップ姿だった。トップスはノースリーブでありながら襟元が詰まっており、ボトムスには白いワイドパンツを合わせている。

まるでバリバリ働くキャリアウーマン...

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