第500章

蓮はこくりと頷いた。

私もそれに同調して言葉を続けた。

「そうよ。陽菜ちゃんは女の子なんだから、いくら仲が良くても、今日みたいにいきなり抱きついたりしちゃ……」

まずは過度なスキンシップの話題から切り出すことにした。せめて子供をあまり驚かせないために。

直也は素直に耳を傾けてくれたようで、これからはもうしないとすぐに約束してくれた。

ただ、これからもスマホで陽菜ちゃんとメッセージのやり取りはしたいと言った。

スマホは、最近彼の治療が始まった際に私と母で買い与えたものだ。スマホでクラスメートや友達とたくさん話せるようにすれば、周囲の環境に馴染みやすくなり、正常な生活を取り戻す助けに...

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