第532章

(駄目だ、これ以上こんな風に思い悩んではいられない。仕事が終わったら、蓮に直接会って確かめよう)

由依は両頬を軽く叩き、無理やり仕事モードに頭を切り替えた。

幸いなことに、本格的に忙しくなると、余計なことを考える余裕など完全に消え去っていた。

文也側では新規の共同プロジェクトが進行中だ。それに、以前から調べていた件も完全に暗礁に乗り上げ、いっこうに進展が見られない。これらすべてを慎重に分析し、思考を巡らせる必要があった。

ようやく仕事に区切りをつけ、大きく伸びをしてから携帯を確認したが、蓮からのメッセージはやはり届いていなかった。

最後にやり取りをしてから、すでに三日が経過している...

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