第561章 防火壁

私もそんな考えが頭をよぎっただけで、もちろん自分からそんな危険な状況に身を置くはずがない。

「誰を向かわせるにしても、気をつけてね」

私は少し考えてから口を開いた。

「無駄な犠牲は払いたくないの。もし潜り込めそうになければ、無理しなくていいから」

きっと他にも方法はあるはず。ただ、ここ数日で判明した遊園地と学校の件については、細心の注意を払わなければならない。

この二つの偶然の発見がなければ、奴らが私たちの生活のあちこちにまで浸透していることなど、知る由もなかっただろう。

そのせいで、夜ベッドに入っても、夢の中にまで彼岸花の模様が出てくる始末だった。

それらはまるで意志を持って...

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