第648章 ウェイトレス

警察官たちがそろそろ引き上げようとしていたその時、突然、ひとりがけたけたと狂ったように笑いだした。様子がおかしいのは、一目で分かった。

気持ちが、じわじわと沈んでいく。今度ばかりは、簡単に話が済む気がしない。

隣では文也が、ひどく気まずそうな顔をしてうつむいている。きっと、こんなパーティーなんて開かなければよかったって、後悔しているのだろう。

私はこめかみをぎゅっと押さえ、頭の中で必死に打開策を探した。けれど、そう都合よく名案なんて浮かんではこない。

警察官たちはあっという間にその男を連れ出し、続けて私たち全員に検査を行った。

結果、さらに三、四人、薬物反応の疑いが出たという。

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