第679章 写真と金

「死人に口なしなんだから、そりゃあ何とでも言えるでしょうね。あなたの言葉が本当か嘘か、証明できる人なんていないんだし」

私は容赦なく言い返した。

女は悲しそうな顔を作ってみせたが、私にはそれがひどくわざとらしく見えた。

「どうして信じてくれないのかしら」

女はふうっとため息をついた。

「でも、あなたが気に入っているのなら、私も二人の仲を引き裂くような真似はできないわね」

私はこの女が本当に嫌いだった。年上ぶった態度で話しかけてくるが、私たちは彼女のことなど欠片も知らないのだ。

「これ以上時間を無駄にしないで。私たちに何の用があって来たのか、単刀直入に言ってくれない?」

私には...

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