第702章 悪影響

男はそう言い残すと、なんと自ら立ち去っていった。

私は思わず心配になった。

「あんなことして、ただ極楽浄土を宣伝したかっただけじゃないわよね?」

万が一、今のやり取りを誰かが録画していてネットにでも上げられたら、西田家がカルトや迷信にハマっていると完全に誤解されてしまう。

蓮も当然そのことに思い至ったようで、すぐに誰かに確認させていた。

隣で蓮の母が眉をひそめた。

「どうしてあんな人に出くわすのかしら。本当に気分が悪いわ」

その言葉を聞いて、私はたまらず尋ねた。

「お義母さん、今回の親族の集まりって、そもそも誰の提案だったんですか?」

お義母さんはそれを聞いて、また眉をひそ...

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