第731章 すり替え計画

何か、私には知らされてはいけないことでもあるのだろうか。

だが同時に、西田蓮に対して十分な信頼と空間を与えるべきだということも分かっている。

上村愛美がキッチンへ行き、禮子の料理を手伝い始めた。一人ソファに取り残された私は、手持ち無沙汰のあまり、とりとめもない妄想にふけってしまった。

もしや、西田蓮はもう私に飽きてしまったのだろうか。これはほんの始まりに過ぎないのではないか。

そんな考えが頭をよぎった瞬間、私は何度も自分に言い聞かせた。あり得ない、絶対にあり得ない。

西田蓮は決してそんな人ではない。私は彼をもっと信じるべきなのだ。

また精神科医のところへ行く必要がありそうだ。あの...

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