第112章:準備ができたら迎えに来て

ブライオニー視点

「セリーンには、あんなふうに張りついたりしないのに」私はアリアに小声でこぼした。「あの子だってあなたと大して変わらない年で、しかも番もいないのに、揉めごとゼロで刻印をもらってる。なのに私たちには何なの、あの態度」

私は台所の戸棚をあさっているコンラッドを見やった。こちらに背を向けた肩幅の広い背中がやけに大きい。「あの人、この任務には最初から反対だった。でも理由をはっきり言ったことがない。年齢の問題なら、あなたはもう十八だし。経験の問題なら、この数か月で実力は証明してきた。じゃあ、いったい何が引っかかってるの?」

「あなたの、異常なくらい早い狼の覚醒じゃない?」とアリアが...

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