第126話あの人たちはあなたを見ている

ブライオニー視点

アリアが浴室でタオルを取っているあいだに、私のスマホの画面がぱっと光った。

「やばっ、忘れてた! 今日、レイラの誕生日じゃん」私は額をぺしんと叩いてうめいた。「あとで電話しなきゃ」

「いくつになるの?」アリアはそう聞きながら部屋に戻ってきた。

「十七歳。私より数か月だけお姉さんなんだ」私は微笑んだ。「来年になれば、イーサンが本当に自分の伴侶かどうか、やっと確かめられるのよ」そう思うと、おかしくて笑ってしまう。「あの子の前での彼、見せてあげたかったなあ。完全によそよそしいのに、妙に優しくてさ」

「ほかの友だちは? みんなももうすぐ十八歳になるんでしょう?」

...

ログインして続きを読む