第137話ホントにちょっと怖いね

ブライオニー視点

「私に言わせれば、あんたたちってただの普通の人だよ」私は彼の言葉を遮った。「むしろ男のほうが分かりやすい。女の子と、あの変な社交ルールのほうが私には謎。噂話より、トレーニングとか走るほうが好きなんだ」

ロバートは木々の隙間からのぞく三日月に目をやった。「遅くなってきた。家まで送るよ。こんな時間まで連れ回してたって知ったら、君の叔父さんに殺される」

「心配する相手はコンラッド叔父さんじゃないでしょ」私はにやりとした。「一発であんたを失神させかけたの、もう忘れたの?」

「信じてくれ。あれは一生忘れない」彼はそう言って、ようやく本物の笑みを浮かべた。「君、ほんとにちょっと怖...

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