第148章:すぐ行きます

ブライオニー視点

フレイヤは落ちた先の下草の中で、ぴくりとも動かずに横たわっていた。胸の鼓動が耳の奥で暴れ、駆け寄ると、私は慎重に彼女の体を仰向けにした。

「フレイヤ!起きて!」

彼女はかすかな呻き声を漏らし、咳き込み、今にも折れてしまいそうなほど脆く見えた。

「次からはさ……飛ばされる前にひと言くらい、合図してよね」青白い顔に、無理やり作ったような笑みがかすめた。

背後の唸り声がいっそう強まり、追っ手が増えて狩りに加わったのがはっきり分かる。私は狼の姿に戻り、鼻先でフレイヤの腕をそっと押して背に乗れと促した。無駄にできる時間はない。

フレイヤは全身を震わせながら起き上がった。私の...

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